地球と個人が新しくなる時代へ-新しいスピリチュアルへ

引き寄せの法則はなぜうまくいかないのか

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引き寄せの法則は本当に効果があるの?

 

先に「スピリチュアルでは幸せになれない」という記事を書きましたが、
それに連動して、今度は「引き寄せの法則でしあわせになれるのか」
を考えてみたいと思います

引き寄せの法則、という言葉をやたらに聞くようになりました
もちろん随分前から日本でもこの分野の本は出ていましたし、
スピリチュアルに興味のある人は必ず出会うトピックでもあります
しかし最近は、引き寄せブームと言わんばかりに、心理学でも脳科学でも
こぞって引き寄せをテーマにしていますし、これさえあれば幸せ間違いなし!的な
風潮があります。引き寄せはもはやスピリチュアルな生き方指南というよりビジネスになっています。

しかし、アメリカなどのスピリチュアル先進国ではもう引き寄せの法則は
流行っていません
もちろん、引き寄せの法則があることは皆分かっています
私たちはすべてエネルギーであり、同じ波動波長をもつものが
似た波動波長をもつものを引き寄せる。
ポジティブになっていればポジティブなことを引き寄せ、
ネガティブなら暗い現実を引き寄せる・・・
確かにそうですよね

よって、引き寄せによるしあわせのプログラムというのは
「しあわせになりたいなら、しあわせ感あふれる自分になり
幸せ波動になって望むものを手に入れよう!」っていうことですよね

アメリカでも大ブームになったことがありました
これさえあればもう他はいらないとさえ言われ、興奮状態になって
「さあ、やっと幸せになる法則が見つかったぞ」と言わんばかりに
誰もかれもが引き寄せ引き寄せと主張していた時があったかと思います
しかし、そのうち名だたるヒーラー達がつぎつぎと
「私は引き寄せの法則には興味がない」とか
「引き寄せには疑問を呈する」というようなことを言いだし始めました

一体、引き寄せの法則でしあわせになったひとがどれだけいるのでしょうか?
アメリカの例をとっても、そう多くはないことがわかります
だってあれだけベストセラーになって、そういう今のアメリカは
しあわせを引き寄せているだろうか?皆しあわせだろうかどうだろうか?

 

引き寄せの法則で得たものなど何もなかった
~私の体験

引き寄せに夢中になると
その次には引き寄せへの失望が生まれます
夢中になって「いいこと」を考え、ビジョンボードや願望リスト、「すでに叶ったリスト」を作り、
毎日アファメーションを言い・・ってやってきたのに
ちっとも「幸せは引き寄せられてこないじゃないか!」と
思っている人は多いと思います

そしてだんだん疑問が出てくるのです

私もそうでした

引き寄せを実践して引き寄せられてきたものなど、
結局何もなかったです

むしろ、ポジティブに考えている時に限って
嫌な目に合うことが多かった
まるで人生に試されているかのように・・・
なぜなんだろう?と思っていました
また、人生には、いくらアファメーションを言って、いいことを想像していいことしか考えないで
波長を高めても、起こることは起こることも思い知らされました

それは震災の時にとても思い知りましたね
私は宮城で、せっせと自分のハーブガーデンを作っていた時
夢と希望に溢れ、ビジョンに溢れ、とても波動は高かったと思いますよ
でも、震災が来て場所を手放すことになってしまった
幸せ波動を出して生きていても、この大不幸になって
苦労の連続ですよ…
どこが引き寄せの法則なんでしょうか?
引き寄せでしあわせがやって来るなんて本当でしょうか?

 

あれだけ「幸せなこと」にフォーカスし、それしか見えないくらい
喜んでハーブガーデンを作って、ビジョンはかたちになっていくし、
まさに引き寄せで必要なことを自然に実行していたと思います
しかし震災が来ておじゃんになった
この現象を、「引き寄せさえやっていれば幸せになれる!」と
主張する人はなんて説明するのでしょう?
なぜ、私は震災にあったのでしょうか?どこでそれを引き寄せたのでしょう?
私は自分の幸せ、他者やコミュニティのしあわせを願って純粋に
庭造りをしていただけなのに・・・

引き寄せの法則への疑問と、自分なりの答え

私が悩み考えた末に行きついた答えは、
引き寄せの法則は確かに存在するけれども
しあわせになったり、望む現実を手に入れるのに必要なのは
それだけではない、と言うことです
それゆえに、引き寄せの法則をことさらに強調するのはバランスを欠いた生き方です

私が考えた引き寄せの法則がうまくいかない理由はいかの3つです

①引き寄せの法則よりもカルマの法則の方がまず先に来ると言うこと

人間はカルマを清算するということをまずやらなければならない
それはつまり、やったことは返ってくる・撒いた種は自分で刈り取るという宇宙の法則です
こちらのほうが、引き寄せより強いです

いくら幸せを思い描き、アファメーションを言い続けても、
魂がカルマ的負債をバランスさせようとするときには
起こることは起こるのです
パーソナリティーで願うことより、魂が今世で何をしたいのかが
優先ですし、威力が強いです
結局、私たちは魂やハイヤーセルフの望む道を行くしかなく
ハイヤーセルフがまず望むのはバランスさせることです
こう考えていて、シルバーバーチの本で偶然
「願望していることがあっても、カルマ的な影響を受ける」というような一説を読んだとき、
やはり自分の推測は間違っていなかったと思いました

②何を実現したいのかは、パーソナリティーで決めるのではなく、魂が決める

私たちは頭や欲求や感情で「これがしたい」と願いますが、
それが魂やスピリットの本当にしたいこととずれていることは
往々にしてあります
私たちはまず個人的充足と幸せを求めますが、魂では苦労して成長することや
苦難にあって大きな気づきを得ることのほうがずっと重要かもしれません
つまり苦難と思っているのはパーソナリティーであって、魂にとってはそれこそが
しあわせなのかもしれない
パーソナリティーと魂の実現したいことがずれがあったり、タイムラグがあったりすると
いくら引き寄せメソッドを実践しても望んだようにはいかない
わたしは魂レベルの生き方をしていて、
いかに魂・ハイヤーセルフ・スピリットの力が大きいかを
思い知らされました
苦しくてもなんでも、魂が求める道にひきづられていくような感じです
それでもなんでも、魂は成長と拡大を求めるもの・・・個人の現在の充足なんかまるで
どうでもいいかというように。
スピリチュアルな生き方を実践していて、苦しい壁にぶつかった人は多いと思いますが
そういう時誰しもが「なぜ私の魂はこんなことを体験させるのだろう?」
と皆思っているでしょう
それでも、成長のためなら魂は突き進む、そういうものだとわかってきました

これについても、ペニー・ピアーズが的を得た言及をしています

自分は物質的な豊かさを「引き寄せる」必要があるという思いは、
誤った認識を含むやや時代遅れの設計図です
そもそも、物質的な豊かさをあなたの
魂が真に求めているかどうかも分かりません

それに波動による認識では、
あなたとあなたが求めているものは同じ瞬間に同じスペースに存在します

つまりあなたはすでにそれを持っているのですからそれを引き寄せることはできません
引き寄せとは分離という思い込みからくる考え方なのです
さらに何かを引き寄せる時には意志の力を使うので、
どんなに自分の波動を幸せにしておいても、

そのとたんにあなたはワンネスや愛の宇宙の法則から切り離されてしまいます

-「人生を変える波動の法則」ペニー・ピアースより

彼女は昨今を引き寄せブームに疑問を抱いていると書いていますが、
これは深い洞察であるとともに、引き寄せブームに対する厳しい苦言のようにも思えます

③今の時代の激変、大きな変容の影響が強い

そして、いくら自分にとっていいことばかり考えていても、私たちは
周りの人間や環境にも影響を受けると言うことです
これはつくづく生きていて思いますし、
今激動する地球の上では皆が思っているのではないでしょうか
どこかポリネシアの天国みたいな島で、しあわせ~にとれたての果物を毎日食べて
明日の心配も何もないような暮らしをしていれば別なんだろうけど、

ご存じのとおり、今は地球そっちこっちが激動の嵐で吹き荒れています
非常によくないことも起こり続けており、潜在的に起こる可能性があっちこっちにある
それに人々が反応して、ネガティブなエネルギーで地球がまずいことになっている
そういう中で、自分だけ幸せ感いっぱいでいられますか?
いくら一人でしあわせを引き寄せる実践をしていたって、
どう考えたって、環境の影響は受けますよ

これについては、ウィリアム・レーネンさんが本でも書いてらっしゃいます

”ポジティブな行動をしても、あなたに関わる人達のすべてのあり方の
エネルギーが引き寄せるもののレベルを創造するのです。
あなたがポジティブに生きていても、あなたが交流する人たちがネガティブな生き方をしていれば
あなたが引き寄せるものも影響を受けるということです。
もしあなたがポジティブな経験だけを引き寄せたいなら、
より高い階層のスピリットワールドの在り方を生き方を通して実践しなくてはならないのです。

宇宙のメインのゴールはバランスの実現ですので
宇宙の法則を人間のエゴで操作したりすることは出来ないのです”

 

アメリカで最先端のトピックは、変容期にどう生きるかということの洞察と考察だと
書きましたが、この変容期を生きることは、ただでさえ大変なのです

すでに引き寄せなど流行っておらず、スピリチュアルな生き方の1部分として扱われている印象です
地球が激変しており、私たちもそれに合わせて、それに見合った自分の変容に
対処していかなければならない。

そして変容というのは、人間がもっとも抵抗することであり、変化は最も人が苦手とすることです
だから楽なわけがないんです

引き寄せでしあわせ~とか、そういう単純な時代、単純な地球ではないんです
そもそものこの惑星が、複雑な過程を引き寄せている最中ですから・・・

ものすごいエネルギー的変化の波の中で
魂が揺さぶりをかけられ続けている、っていうのが今の現状です
魂は先も言った通り、この激変の時代に自分がどう変わるかを最優先の課題にしています
個人的に何を引き寄せたいとか、そんなのんきなことを言っている場合じゃなく
じゃあどう激動する地球に生きていくか…これが世界のヒーラー達の
メインテーマになっています

それでも引き寄せの法則は働く

だからといって、引き寄せの法則がなくなってしまったわけではありません
私たちは依然として、あらゆるものを自分で引き寄せている
それは事実だし、自分の思いや行動によって、選択やビジョンによって
引き寄せていくものは変わるのだから、よりよく生きるために
引き寄せの法則を理解し、何を引き寄せていくのか心の持ちようやフォーカスを
正しいものにしていくのは大事なことだと思います
しかしそれに期待はしない。

私の場合、アファメーションとかは言ったりしますが、
基本引き寄せには期待していません

今までを見ていても、ただありのままを受け入れて、もうどうとれもなれ、と思った瞬間に
物事が叶うことの方がずっと多かったです

だから、物事はただ流れるがまま…というのが一番性にあっているし
いちばん楽になれます

前回と同様、アジャシャンティが「大いなる恩寵に包まれて」で書いています

”自分の考えるこうあるべき人生ではなく、ありのままの人生と向かい合い始め
体験することをコントロールして絶えず解説しようとする要求を手放すにつれて
私たちはまったく新しい形で人生を受け入れ始めます
静寂にしっかり根差すようになります
この静寂の本質的な状態は人生と対立しないことです

この内なる静寂の状態をより一層受け入れると、存在の別の次元にある恩寵に
包み込まれます
それは自分の人生との深い親密なかかわりであり、
存在すること自体に深く親密につながることに
根差した次元です”
-アジャシャンティ大いなる恩寵につつまれて

アジャシャンティが一部のスピリチュアルな生き方を実践する人たちに
人気があるのは、小手先で幸せを手に入れようとか、そういう次元を彼がすでに
超えているからでしょう。アジャシャンティやラメッシバルセカールの系統を悟り系と呼んだりしますが
おそらくスピリチュアルな生き方を実践する人は、
一時は引き寄せに夢中になり、それでも引き寄せられない自分に挫折し、
さんざん悩んで、アジャシャンティのような悟り系に入っていくのだと思います

つまり、期待さえしない、何でもない
考える自分それ自体は真実の自分ではない
考えている自分さえ内包する何かが、本当の自分であり
それは計り知れないから、
ただそれにあるがまままかせよう・・・

アジャシャンティの魂的生き方を簡単に言えば、そういう感じです

 

 

引き寄せを否定するわけではありません
引き寄せで簡単にしあわせが手に入る、という考えは、持っていないというだけです

実際、引き寄せは非常に強力なパワーを持っています
特に波動がクリアになってくると、引き寄せの力は強くなっていきます
ネガティブでもポジティブでも、思ったことがすぐに実現していってしまいますので
思いや言葉には注意しています
このブログでも、極力ネガな言葉は使いませんし、内容も書きません
それだけでネガなことを引き寄せると思うからです

いつも、輝いている美しい地球の方に意識を向けるようにしています

では、だからといって、しあわせが降ってくるわけでもお金が降ってくるわけでもありません
実現するとしたら、人生の質は洗練されたものになると言うことだけです
何かが即座にかなうとか手に入るということではありません

だから引き寄せの法則は、存在するのだから生き方に取り入れていますが
それで幸せになろうとかは思っていません

幸せは、ただありのままを許せたとき、
すべてを手放した時、流れに身を任せた時
に訪れるものだと思っています

もちろん、夢は実現したいし実現している時のしあわせって、最高ですけどね

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