地球と個人が新しくなる時代へ

中国ドラマレビューvol3.武侠&武術love

lotus-978659_640

私は武侠ドラマが好きです
というか、武術が好きなんです~
正直、運動はまったく得意ではありませんが、武術は見ていて純粋にかっこいいから好き
来週から少林寺を習います(弟に)

そもそもは太極拳をやりはじめて武術に興味が出ました
もっと以前で言うと、武術の部類に入るのかどうか分からないけど中高時代は
剣道をやってました(弱すぎて一度も試合に勝ってませんが)んで
何かこう武道系のものが好きなようです

太極拳の前は、どうせやるならカポエイラと思ってましたし

武侠ドラマは、ストーリーを見るために見始めたのではなく
俳優さんたちの「動き」を見たいから見始めました
武侠ドラマって言えば中国ドラマですが
華ドラ時代劇は正直、ストーリーの持って行き方がめまぐるしいというのか
追っていくのが面倒くさいところもあるんです
とにかく出てくる人物が多いし…シーンもいちいち騒がしい
だからよほどその物語に入れ込んでいる人じゃないと、最初は
何がなんだか分からず展開していき
日本人には見にくいかと思う(特に女性には)

だから物語のすじを追おうとせずに
物語からほとばしり出る武術と武侠のパワーを感じるために
見ています

出てくる俳優さんは、主役や準主役の人達だけでなく
ちょい役や脇役の人たちまでどこまでも動きが美しく
しなやかで、身軽です
さすが中国、彼らは少林寺で鍛えたんだろうか?と思ってしまう

中国の武術系ドラマを見慣れてしまうと
イジュンギの武術系アクションでも「のろい」を感じてしまう

こうして武侠ドラマを見ることで、武術への憧れを高めて
武術をやろう!っていう気に自分で持って行っているんです

ホントに武術をやっている人達には
武侠ドラマや漫画など、所詮作り話でそこに神髄はない、と
言われるかもしれないけど
素人はかたちから入るって言いますよね
私はめちゃ素人だから、モチベーションを維持するために
とにかくかっこいいと思うものに触れていないと
武術への興味も薄れてしまいそうだから
そこはドラマを見て気持ちを作っているんだ

武侠ドラマを見てると、しなやかに動きたいというイメージが出来てくるでしょ
こういう風にかっこよくなりたいな、っていう。
それだけでいいと思うんですよね、初心者は

ところで、武侠小説の第一人者、というか
武侠物語の「王」と言ってもいい存在といえば、金庸。
金庸先生のことも、ドラマを見ることで知りました
何かとどのドラマを借りても、「金庸は」とか「金庸の世界だ」とか
そういうレビューなどに触れることが多く
名作中国武術ドラマ系は皆、金庸先生が原作なんだと
段々気付いて、
検索しているうちに、「武侠小説の巨人、金庸の世界」
を見つけたんです

それでまた、金庸先生(なんか、先生って呼ばなくちゃいけないほどの
大御所なんで・・・)のことを知ることで
武侠小説についての知識も増えていく

何せ最初に観た武侠ドラマは倚天屠龍記(いてんとりゅうき)でした
何も前知識なく、ただ「武侠」と書いてあるのを何となく拾い上げて
借りただけでしたが
最初のシーンから鳳凰?が空を飛んでいて
すごくなんていうか、霊妙な世界として描かれています

そもそも武侠の舞台となるのが「江湖・武林」
ドラマでは当たり前のように「江湖」が出てきますが、
これは調べて行くと、現実というか一般社会の人が住む世界とは違った現実の世界で
武芸・武術を極めた人のみが存在する一つの「郷」としてみなされています
言い方を変えれば、普通の人には見えない領域なのです
武術家にとって存在する世界なので、そこに存在するためには
そこに魂を置かないといけないのです

どうです?スピリチュアルでしょう

ウィキペディアでは
江湖は古くは『荘子』(莊子·内篇·逍遥游第一)に見られる。
古語では五胡四海の広い世界のことを表し、「走江湖」といえば、各地を流浪することを意味した。
後には江湖は俗世間から離れた隠士が住まう世界のことをも指すようになった。
上流階層に属する者にとってそれは朝廷や権力といったしがらみの世界と相対する
自由で自然な、一種の理想郷的な世界のことであった。

面白いですよね。これがドラマでは壮大な世界に描かれている。
CGの出来は置いておくとして、日本人にはないだろうスケール感と
中国の風土風景のスケールが交流して
江湖・武林の世界が出来上がっています

また、そこで物語を形成していく中国の俳優さん達がまた、
古代の服装とか髪型がばっちりと似合ってしまって
どの人もガツーンとかっこよく、華流武侠系俳優さんたちは
ほんとに歴史から飛び出してきたようなカンジ。
中国時代劇にはまっちゃうと、はまっちゃうだろうな~(笑)
こういうのって他にない独特の世界ですからね

しかしながら・・・私は単純に武術を見たかっただけなんだよね
なのに図らずも、出てくるキャラクター達がスピリチュアルパワー
を持っている場合が多くびっくりしました
改めて武術の世界のスピリチュアルな力というものを感じたんです・・・

インドならヨガ、中国なら武術が、スピリットと触れるための
大きな継承となっているのかもしれないと
感じるような・・・そういう世界です

この倚天屠龍記(いてんとりゅうき)は、なんだかおっかない人達が出てきて
とても夜寝る前に観るのはしんどいから途中でやめましたが
最初に出てくる翠山が印象的でした
(主人公のお父さんですね)
彼は武侠小説に欠かせない「義侠心」というものを
しっかり持っていて、むやみに人を傷つける技を使わない
防御の技を使ってひたすら敵をかわしていくシーンが好きです
この役者さんがまた、姿形だけで「義侠心を持っている男」を
表現しているのもかっこよく・・・

別にそういう、ドラマにスピリチュアル性を求める気持ちなど
全くなかったんですが、そういうこの世ならぬ世界でこの世ならぬものを
描こうとしているドラマが逆に私なんかは疲れちゃって・・・・
勉強にはなったけど・・・だから
今は「永楽英雄伝」を見てます

これはいい。武術もちゃんと見られるけど
あまり深くなくて。主人公の蛮姫を演じてる女優さんも好きだし
とにかくコメディな部分が多く
笑って見られるし、
音楽もコメディタッチになっていて楽しく
安らぎます
愉快な武侠系ドラマっていうんですか?

やっぱドラマはコメディです★

 

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
[`livedoor` not found]
[`yahoo` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加