地球と個人が新しくなる時代へ-新しいスピリチュアルへ

from stories to moments~水瓶座の時代の詩と映画の関係


KIDS RETURN by Takeshi Kitano
emergence of movies with  poems

 

この間”水瓶座の時代の映画・ドラマ・小説の世界”と題して、
新しい地球のバイブレーションになって行くと
映画やドラマ、小説や漫画という”ストーリー展開のある”
芸術分野はどうなっていくのかな
っていうことを書きました

そんなことを書いて考えているうちに、なんだか映画が見たくなってしまった(笑)
普段、めったに映画を見ることのない私ですが、
久々中の久々に、生の人間が出ている映画を見ました
(というのもジブリやディズニー映画だったら何度も観てるから・笑)

KIDS RETURN

北野武監督のキッズリターン。
これは実は何度も観ています
大学生くらいの時に、すごく好きになって何度も観ました

それ以来、実際の人が出てくる映画の中では多分一番好きです
(一番好きも何も、ほぼこれしか観てないって話なんですが)

この映画は、一見私が生きている世界とは無縁。
男子校とも無縁だし、やくざとも無縁だし、ボクサーとも無縁だし、
いわゆる不良でもないし、
この映画に溢れている
男くささとも無縁

人が人を殴るシーンとかがちょっとでもある映画は、普段絶対見ません

何せヒーラーなんで・・・普段は沢山の色に満ちていて、色と天使と愛と光と・・・
そんな世界で生きています

この映画の世界は色がありません
人間の持つ沢山の感情を描いていて、そういう意味では”色”があるかもしれませんが
いわゆる、キラキラした色彩の世界ではない

でも光があります
そこが多分、好きなんだと思います

普段ヒーラーとして生きていると、
周りから人よりもより優れた、より愛に満ちた、より悟った人であってほしいという
有言無言の期待というプレッシャーを感じることがありますし、

自分でも気付かないうちに、出来た人間を演じていかなければならないのか、と思ってしまったりします

だけど、人間なんて、そんなに出来たものでもないし
いつも言ってるように、私などアホ・バカ・マヌケの3拍子が見事にそろってて
失敗挫折そんなものばかり味わってきました

だけどこの映画を観ると、許そうって思う
自分の馬鹿さ加減を
許せるって思うし、
そういう他者を許せるって思えるようになる
人間の弱さを、愛せるっていうか
それが光なんですね

まーちゃんとシンジは結局大きな挫折をして
でも最後の「まだ何も始まってないぜ」っていう言葉が
光なんですよね

この映画はストーリーは確かにあるんだけど
何らかの劇的なストーリーを追っていくんじゃなくて
人としての「瞬間瞬間」をはっきりと鮮明に見せてくれているというか

「ある一瞬」っていうののつながりなんです

それで、一つ一つの「ある一瞬」っていうものを
この映画に出てる多くの俳優さん、すごーく出番の少ない脇役の人でさえ
みんなすごくうまく演じていて
演技しているんじゃないようにさえ自然に見える

一番自然に見えるのは主人公のシンジが、
ボクサーになってから、ただ佇んでいる時のシーン
何を言わんとしているのか分からない1つの瞬間だけど
良く考えれば人生って、自分でも何を言おうとしているのかはっきりはしない、
そういうあらゆる感情か、あるいは本当の静けさだけが存在する時って
ありますよね
それを、絶妙にもう演技じゃないみたいに演じていて
ただ佇んでいるだけで、人生がそこに在るみたいで・・・

最近、ドラマも映画も、作りすぎていて不自然なセリフとか、演技とか
もう誰が演じていても抑揚とかが同じで「悲しい」とか「嬉しい」とか
同じように見えちゃうことがある

でもこの映画って、あらゆる感情の表現が、人生の場面が、普通に流れていくのが、不思議です

not stories, but your moments

 

私は前回の記事で、
「2元性の存在する芸術分野は2元性の消滅する新しい地球では岐路に立つかもしれない」
って書いたんですけど、その時に天使に聴いたんです
「ではストーリーのある分野は何を表現すればいいのか?」と

そしたら「物語というストーリー構成ではなく、
あなたという瞬間を描く。not stories, but your moments。
何かを説明するために、物語は作られるかもしれない。
けれども、描かれるべきなのは、一人一人の、今ここ。その瞬間」

つまりそれは転じて映画監督でも、俳優さんでも、瞬間を描きだせる人が
最も優れた人となるということ

「あなたは今、ここをどう生きているのか?」
そういうことだと。

この映画観たのは、そのメッセージを受け取った直後でした
偶然とは、あまり思えない

Poems are the most spiritual art

「その瞬間を生きる」ということで言えば
詩はそうなんですよね
詩も物語を歌うけれども、詩というのはやはりその人の中にある
その瞬間である場合が多くて
文学の中でも最も魂に近いと思っています

波動が高まってくると人は、「今ここ」という現在にのみフォーカスするようになっていく
というか、今ここが魂にとって最も重要で、魂・スピリットを生きるっていうのは
今ここに存在するっていうことだってことが
体験的に分かってきます

それを最も、人間としての形で見せてくれるのは詩。
だから、物語ベースの芸術・創造・アートの世界も、
詩により近く、詩のようなものになっていくと、
天使は言うのです

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余談ですが、この映画、やくざの大ボスをやっているのが
「寅さん」で有名な下條正巳さん。
いかにもやくざが合わなさそうな人がボスっていうのが面白くて・・・
あと特に前半はそちこちに笑いがあって
「ひくて・あまた」とか
やっぱたけし流だな~って思いました

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風が吹きすさぶ新しい風が吹いている
ぼくは今この世界に生きている

 

 

 

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