それでも陳情令が日本で流行らないわけ~陳情令は日本で本当に人気?

 

昨日偶然だけど、
「中国ドラマが今熱い」
「中国ドラマは今ブームになりつつある」
との記事を3件ほど連続で拝見しました

調べていたわけではないけど、

スマホにある自動表示される記事の中に
中国ドラマ人気を分析する 記事が次々と 出てきたんです

いずれもライターは中国在住経験のある方や中国との仕事を持っている人、エンタメジャーナリストなどでした

その時気づいたのですが、中国ドラマがいかに最近はやりなのか書いている割には、

陳情令

という言葉は一切出てこなかったことです
そして、最近数年ではやったオススメの中国ドラマの中にも陳情令のちの字も出てこない
ハリウッドさえ凌駕しそうな肖戦・シャオジャンのことにも一切触れていない

それに違和感を感じたとともに、
一つの共通点が見えました

つまり正当なプロライターやジャーナリストや

中国関係の仕事をしている人たちは
いずれもこの作品を日本人向けに堂々と紹介するのを好ましく思っておらず、

内心は好きでも好きだ~!!とは
日本では堂々と言えない、

という日本の現実を見た気がしたからです

陳情令はまだいいとして
その原作は正真正銘のBLです

その中には一般の人がとても受け入れられないエロや妄想的同性愛物語が展開しており
この腐った腐系のオタク文化は、

日本ではかなりの市場があると思われますが、

当の日本人でも自分から堂々と

「私腐女子なんだ~」という人はいません
これほどいやらしい作品が出回りまくっている割に
誰も「カミングアウト」しないのです

それは結局、どんなに「匿名」や「意味不明」の名前でBLをネット上で応援していても、自分はそういう系ということを世間一般に知られたくないという心理があるからです

何か後ろめたく、何か陰湿なものを好んでいる、という気持ちがあるからでしょう

そして、そうなっても仕方ないようなまさに腐ったコンテンツが
今の大半のBLです。残念ながら、BLなんてとても直視できないほどあほらしくまた汚らしく
卑猥で粗雑であり、人間かと思うような猛獣の話にしか見えません

それをまた、2次創作などで妄想していくのがBLのありかた。
それもまた気持ちの悪い、現実の恋愛がとことんできない
ゲスのする趣味です

ここまでひどく言うのは
BLがただの女性の妄想的同性愛の世界であり、
実際のLGBTの権利、普通に生きる権利を主張し
エンパワーメントするようなものではとてもなく
逆にもっと性的におかしいやつら、という排除と差別を助長するような内容のものが
ほとんどだということを知ったからです

そこに人権の意識はまったくありません
そこに人への配慮はまったくありません
ただ激化するエロとゲスにまみれ、それで売れればいいのです
そういう腐ったジャンルであり、ある人々の人権を間違いなく傷つけ、
間違いなくひどいイメージを強力に植え付けるもの、残酷なものともいえます

 

そしてまた日本は、矛盾したことにゲスが多いため自分で恋愛できないから、
BL市場は大きく、作品は多彩で、確固たる腐オタク分野の1つがあり、
ある意味ではその人の人格や性的嗜好や性格まで疑われないほど、
その分野はまだまだBLというか同性愛やLGBTのすべての人に対し
偏見があるということでもあります

これは、ある意味では私たち女性の人権をも、破壊するものです
男性も例外ではありません
一つの人権が守られないなら、だれの人権も結局軽視している、ということなのです

そんな腐った分野だからこそ、どんなにはまっていても、

彼らは匿名でのファンで、友達に隠しながら

仲間同士の同人誌的集まりを
大いに好みます

そうした風潮の中、私も陳情令の大ファンとして
「陳情令」が好きだというと
日本人・中国人そしてほかのアジア圏の友達に

「そういうものが好きなの?そっち系の人なの?」
という圧力と偏見を持たれてきました

 

陳情令でも、好きと言えば、陳情令を嫌う人たちからは、

下手すると本当に信頼を失いかねません
仕事もそういう系しか来なくなるでしょう

だから、まともなジャーナリズム的な記事を公開している人は
中国ドラマを語る際に陳情令だけは避けているような感じがしました

確かに陳情令というドラマ自体は、
規制もありBL要素はほぼ完全に省かれています

BLが元なのだよ、と言われなければ気づかないほどであり、
忘羨の関係などは中国古代武侠ドラマではよくあるように
男同士の契りや義兄弟などと同じようにも十分見えます

これが中国ドラマ初めてという人にはBLのように見えるかもしれないシーンも、実は中国ドラマの中では武術家同志が義兄弟となり、お互いのためなら死もいとわず、という熱い関係になることがよくあります
それはある意味、武侠家としてのメンツでもあり、
家族を重んじる中で「兄弟」となったもの同士の
一つの家族愛に近いものがあります

しかし、そういうことを知らない人たちは
陳情令の中にも、あれとこれのカップリングなど、
余計な想像をめぐらして、正直BLファンが書いた原作及び陳情令についてのブログなど私には妄想とエロがまじりあい気持ち悪すぎてとても読み切れません

ところが残念なことに、
魔道祖師のアニメ版が放送されると同時に
またまた一気に原作・陳情令ともに人気はヒートアップして、

特にBLファンが騒ぎ出し、もともとのBLファンが
中国ドラマという自分にとっての新ジャンルでのエロ同性愛を期待して多数人がこの作品に食いついてきたという印象が日本では抜けません

そうした、 複雑な立ち位置にある作品が果たして、
書くことを生業としているプロのライターやジャーナリストが平気でオススメし、

だから、ましてやライティングを仕事としているような人が
安易に「陳情令はいいですよ~あれは傑作ですよ~あれは面白いですよ~」

「私の押しカプはこれとこれ」などと書いたら
もう仕事は来なくなるでしょう

たとえ陳情令が、正当な武侠ドラマの一つとして制作されたという事実があっても尚、
そのほかの原作関連コンテンツや、何よりかにより、原作がBLである以上、
そのような偏見は、この作品を愛する人皆に向けられるのは必至かと思います

ですから私も、陳情令が好きではあるけど
誤解されないように その内容についてはきちんしとした説明をし、
かつ自分はBLは嫌いであるどころかそのようなものは文化とも思っていないし
下衆と思っているとはっきり言います

BLのオタクにとっては、BLが下衆と言われるのは心外であり、
それこそ人権侵害だというかもしれません。

中にはそれを主張すべく、BL好きはLGBTを応援している確率が高いとか、LGBTこそBLのおかげで社会的権利を得ているのだとか、BLのおかげで偏見がなくなった、という人もいます。

でもそこには具体的な根拠がなく、
大規模でかつ国境を越えた社会学的な調査が必要です。

また、仮にそうした人たちがいたとして、そういう優れた作品があったとして
それが少数なのは、この社会自体が証明しています
いまだに深く陰湿に続くLGBTへの偏見は、日本では特にひどいです
矛盾ですがBL大国なのに、偏見が変化すること、彼らが普通に、
ごく普通にみられることあつかわれることは
今のところほぼないと言っていいでしょう

一体どれだけのLGBTの人が、大いに解放されて自分の性的あり方を公開し、
そのままにありのままに幸せに生きているといえるのですか?
それでよく、BLは彼らの幸せに貢献できているなどといいますね
むしろ逆の意味での偏見はメディアの多様化で大きくなりました

確かにどこの国でも大なり小なり差別はありますが
カナダにいたときなどは、その理解の違いに驚かされました
何しろ私の学部の教育部長で実質一番偉い人がゲイの教授で
先生は堂々と公言していましたし、
うちの大学一応威張ってみせると世界の中でもエリート大学ですが
それでもLGBTだと平気で話していて、偉い役職についているし
生徒を自分の家に呼んで、事実婚している男性の方とも学部生とは仲良しになってました

 

こういう社会を、一体いつ、BLは日本で作り出したというのでしょう?
一体いつ、人権について魂の底から考えて描かれたBLが出版されたというのでしょう?

そんなわけで正直原作についてはその名前を呼ぶのも嫌なくらい嫌っていますが、
思い切ってその中身をざざっと精査してみました。
また日本のBL事情はどうなのかと、仕方なくそうした作品をざっと読んでみましたが、

私から見ればそれらがとてもLGBTの権利と人権と主権を主張し、守護し、拡大し、
きちんと理解され、社会的地位を確立させるのに役立つものであるとは見えませんでした。

むしろ目を覆いたくなるような描写と、その内容の軽薄さと、
次第に激化する描写に、見たこと自体を記憶から消したいです

 

LGBTの方で本当にこういうものを好む人が多いならば、
あなた方は自分で自分のイメージを性的猛獣とし、世間でそう思われても仕方ないと覚悟していますか?もし答えがイエスなら、 社会的偏見がいつまでも続くことは 覚悟すべきでしょう。

そしてこうしたものが、少数の人には確かにLGBTへの理解へつながることもあるかもしれませんが、

ほとんどの人にとっては愚劣極まりない エロ分野の一部であり、隠れて見るような AV と同じような分野だという印象から抜け出せないでいることを、はっきりしっかりと理解すべきです

 

 

文化には自由があり表現の自由があるのでこうした作品はなくなることはないでしょうが、

これらが一般的に公開されあたかも一般人の多くが注目して、中国人全員が大好きでかつ日本人もそのみんな大好きで、 しかもアジア全土に進出し皆が認める芸術と簡単に考えるのは間違っています

実際に 中国では同性愛ものは禁止されているわけです。はたや日本では明確な規定はないものの社会的圧力 によって大衆の意見が決まる社会ですから、 まだまだゲイやLGBT に対する偏見差別は凄いものがあり、 そんなものを題材にした分野が好きだなんていう人に対する 圧力さえすごいものがあり、 BL が一般に受け入れられるかたちで文化として認められているとはとても言えません

文化として社会に褒められているのであれば 、
先に書いた 中国ドラマのランキングについては 陳情令 が正々堂々1位に輝いていたことでしょう

そして熱く語られていることでしょう

それほどこの作品は良質に出来上がっております

とても感動する人間の物語です

しかしそれでも堂々とそれについて書けない、
というのはそれなりの社会的背景があってのことでしょう(日本での話)

そうではないですか?

どう考えてもあれほどの人気を持ち、
これほどの人気を続けている陳情令が完全にスルーされるということは
あり得ないはずです( 番組宣伝サイトは別)

その一方で真逆の位置を取ったのが、

タイの2getherです

あのドラマは爽やかに同性愛を描くことによって

それが同性愛かどうかも忘れるほど自然なものになり 、出てくる主人公たちも爽やかで、ナチュラルな 、同性愛というものも自然にあって当たり前というイメージを主張するかのように意図して作られています

そこが評価されたのでしょうか

2gether について話すことは何も問題がなくしかも anan の表紙になりました

本来だったら人気度や圧倒的に美形でかっこいい 肖戰と王一博はいつananや他の雑誌の表紙になっていてもおかしくなかったはずです

しかし日本のメディアはとことん逃げています
逃げているというか、話題にならないのです
ただ中国でも日本でもやはりましたよ~というくらいの話にしかならない

それにプラスして内容を知れば、
やはりそこには批判というものが付いて回るからでしょう。
でも批判されても仕方がないような原作なのです

私は一度武術に対する情熱を失いました 。
やる気がなくなっていた時にちょうど陳情令一話目を見ることになり、

全然面白くなかったので途中で止めようとしたのですが とりあえず一度だけでも見てやるか~。

という気持ちで見ていたらいつのまにかどハマりして
仕事のためもあって、100回ほど見ました

何度も何度も見ては魅力にはまり
感動し、そしてこれは愛の物語だと確信しました、
男同士のではなく人間と人間としての。

陳情令を見続けている間に、私の武術に対する情熱がふっふつとまた湧いてきました

それが引き金になり、学院でもまた 本格的に武術を やろうという情熱が出来上がってきました

そして学院の大師兄から 中国武術のアンバサダーになるよう推薦されたのです

そしてフォロワーはいないというのに
Twitter のツイートは400ほどしかないのに100万アクセスに届こうとしています。

私は陳情令を題材にひたすら中国武術を伝えることにしました。
このドラマは最も 注目を集めるコンテンツであり良好な題材でした。

 

それは

中国武術を日本の人々に伝えたい!

という私の情熱をもやすきっかけになりました

そしてそれをきっかけに人生がどんどん開けていたのです

ですから陳情令には熱い愛情と感謝を持っています
だからこそこのドラマがBLドラマの一つとしてだけ見られ、
話題性の多くもそこにあるということに我慢なりません

多くの人が見ているのは武術でも中国の伝統文化でもありません
ただ、男同士の愛がどうなるか、自分なら「誰押し」するか
そういう興味本位です

それに加え、今まで はっきりとは言わなかったけど
実はこの作者のこの本、
ほとんどが金庸作品の要素を取り入れたまねっこであり 、
正直言って金庸の作品をあちらこちら切ったり貼ったりして
マネしてるパクリ作品でしかないのでかないのです

私にとってさらにショックだったのはこのドラマの制作陣たちが BL の要素を排除したいと思い、

その意志でもってこのドラマを作っていたんだと信じていましたが、
実際には監督や脚本の人たちも この原作を愛しており、原作にはまってしまったからこそ
ドラマ化することに執着して、やっとできたドラマだということを、ネットの記事で読んだことでした

それが BL ファンの流しているガセネタか本当のことなのかはわかりませんが、
少なくとも このようなきわどい描写のある小説を、
感動作品として ドラマ化したいと思ったという監督の感性を信じることができなくなりました

 

私は心から中国武術を愛しています

だからもっと厳しく言うけれど、
このドラマは道家の武当派技術をかなりインスピレーションとして取り入れ、
まねっこパクりをいっぱいしています
金庸をマネ、道家をマネ、そしてそれを土台にわいせつ物を創作すると。

武当派を使うんだったらば それを題材に BL を書かないでください。
BL を書くのに武当を利用しないでください。

私たちが大切にしている中国の伝統武術を伝統文化を、
偏執的な変質者の書いた作品に使われた気分がします。

武術の世界が分からないなら、
簡単に安易に 陳情令に武術を取り入れるのはもちろん、
武術 BL として語るのもやめてください

生意気を言うなと言うならば、

自分が武術をやって苦労してみなさい!

 

単なる偏見的偏執的同性愛物語を
武当派の 伝統武術 と結びつけて紹介することが、もうとても我慢ができず 、
陳情令という素晴らしい作品を武術を広く伝えるために題材とすることはもうできないと
私は感じています

 

でも残念ながら 中国武術を伝えるのに今、こんなにいい題材はないのです。
だから私なりの解釈をして、私なりに この作品を愛しながらそれを続けるかもしれない、

という私は今一つの選択肢の間で悩んでいます

 

あえて言うならば、 肖戦や王一博と言った
一生懸命演じきった俳優たちの迫真の演技は本物だと思います

でもファンたちが、度を越した妄想によってこの2人をまるで本当に結婚させようとでも
する気です。彼らはBJYXという人たちで、必ずこの2人がくっついていないと怒る人たちです

私たちは何千年という時に流れる熟成されてきた 中国の叡智である中国武術を
何世代にもわたって 苦労して継承してきた人々に敬意と尊敬を表さなければいけません
中国武術はこの世界で最も叡智に満ちた、言葉にすることのできないほどの至宝であり、
これほど心身、人生を変える奇跡的な知恵はありません

私は本当に、お世辞でもなんでもなく、
魂の底から中国武術を愛し、何より尊敬しているのです

 

だからこそ、その世界を、
決してこのような作品にエロや LGBT への無知な妄想 として使われるべきではないのです

この世には、くっつけていいものと、組み合わせない方がいいものがあります
中国武術のような巨大な人類への宝と、ゲス文化はどうやっても相容れません

本当は 陳情令を勧めたい、とてもいいドラマだから。
制作人たちがどれほど、それを良質なものにしようと努力したかが見えるから。
そして陳情令にはいかがわしい部分は規制によって一切ありません。

だから心から勧めたいのですが、

これ自体は 健全なドラマであっても
それを原作と繋げてしまう人たちのコンテンツを見ることによって、
あなたの武術に対する考え方が、純粋な思いが、
変わりそうなら やめておいた方がいいでしょう

改めて本当に素晴らしい武侠ドラマがこれから生まれてくることを切に祈ります

改めて陳情令が正当な評価を受け、正当に愛され、正当に武術を映し出し続けることを祈ります

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